あなたの人生の素晴らしい可能性を教えてくれる「アガスティアの葉」
メールマガジン 「モシモシ禅解答①～⑩」
モシモシ禅解答 ①
アインシュタインが５歳の時、父親が彼に磁石を見せました。
その時、アルバートはその針が北方向に固定するのを見て、この大自然の背後にある力に気がつき強烈な反応を示したといわれます。以来、アルバートはこの宇宙とは何か。
なぜ、この世界はこのようになっているのか、そしてその疑問は「光とは何か」という一言となって終世彼に問いかけたのでした。
モシモシ禅解答 ②
『光とは何か』
アインシュタインとお釈迦様のこの問いに対する大きな解答の違いは、その視点にあります。
お釈迦様はあくまで、その光の中へは入らず時空を超えた視点、つまり永遠の仏の視点からこの光が生まれた原因についてを語りました。
しかし、アインシュタインはこの光の中の世界に入って、我々人間の視点からこの光の性質の一旦を説き明かしてくれたのです。
モシモシ禅解答 ③
『位置と距離』
アインシュタインは、この光が一定の速さでこの時空の中を常に走っていることをみつけます。この考えを追求していくと、例えば月の上でも太陽の上でも、そしてこの地球の上でも一つの位置が定まれば光の速さが計算できます。するとどうでしょう。
月、太陽、地球の上では時計が同時刻に同じ時間をさすことはないのです。
モシモシ禅解答 ④
考えてみると我々は８分前の太陽と共に暮らし、１３７億年前の宇宙誕生の瞬間と同時に暮らしていることになります 「人間の視覚とは、じつにあてにならないものだ。」彼はこう考えました。
さらにアインシュタインは、自分が光の速さに近いスピードで走る乗物に乗った時、その中の時間と地上での時間には如何なる違いが生じるか。こう自問したのです。
これが有名な電車の例えなどで説明される特殊相対性理論の説明です より光に近い速さで移動する乗物の中では時間の経つのが地上より遅くなるといいます。光の速さに近い乗物、こうしたものは実際に実験したり作り出したりすることができないものなので、これを指して特殊な場合を想定した相対性理論ということで特殊相対性理論といいます。
つまり、この時空の中では位置が決まることによって、それぞれの場所に別々の固有の時間のエリアができるということです。また、条件によって時間の経過の速ささえ違ってくるのです。
ここにニュートン以来、信じられてきた絶対時間と絶対空間の概念は壊されたのでした。
モシモシ禅解答 ⑤
例えば、あなたが今、地球上にいて友人の山田くんが太陽の上にいたとします。あなたが山田くんに向かってＶサインをすると、その姿は８分後に山田くんの視界にやっと届きます。
山田くんの視界にあなたの姿が届いた時、あなたはヨガの立ち木のポーズをしていたとすると、同じ一つの時空の中にＶサインをしているあなたと、ヨガのポーズをしているあなたが同時に存在していることになります。
それどころか、１分前のあなた２分前のあなたと考えていくと無限人のあなたが存在することになってしまうのです。
モシモシ禅解答 ⑥
すると太陽も無限個、そして１３７億年前に起こったビッグバンも無限個この時空の中には存在することになってしまいます。ただ、それを人間が五感で捉えきれないというだけです。
この宇宙でたった一つビッグバン以前の真空の状態だけが、たった一つだけの存在ということになります。そしてそれをブッダは真我と呼び、あなたの真実の姿であると教えたのです。このように人間の五感では捉えきれない現実で宇宙はできているのです。
モシモシ禅解答 ⑦
時間というものが単なる個人の属性である こんなことによくアインシュタインは気がついたものです。むしろこれは、物理法則というよりも魂の法則と考えてしまった方が分かりやいかも知れません。
つまり真我というあなたの本質があって、その内に一つの時空を創造し○○○という名前の姿となって、この時代この国に生まれ、そこを通して天界では触れるこができない様々なレベルの他の魂たちと接触し学び、そして肉体崩壊後は再び個人の意識のレベルに従って天界へ帰る。
あの世においてもこの世においても実際には時間や空間は個人に属するもので、真我という形に変わりはないのです。アインシュタインの視点とは、生まれる前は時空を越えた神のレベルの魂だったということが分かります。彼は生きている間中、この世の権威などに見向きもしませんでした。
モシモシ禅解答 ⑧
『 カエルの特異点』
カエルは動いていないものが見えません。つまり、カエルには動いていないものは存在していないのです。
そう考えるとカエルの特異点とは動いているものということになります。カエルに「カエルさん、この世には動いていないものもたくさんあるのだよ」と、教えてあげたとしてもカエルはそれを信じることができません。
それどころか教えてくれた人に対して「あんたはおかしい」と言って反論してくるでしょう。
モシモシ禅解答 ⑨
お釈迦様は、かつて人間たちに言いました。
「この世界は人間の五感でとらえることのできない法則によって動いている。それを仏法とよぼう」すると、カエルのような人間たちが言いました。
「あんた、おかしい。何か真我だ、空だ、瞑想だ。そんなことをしたって何になるんだ。生きてるうちに、この目に見える世界を楽しむことが全てさ、あっちにいってろ。」
モシモシ禅解答 ⑩
この時空の中では、どこも同じ速さで時間が流れ、どの場所でも同じ時刻を共有している。この考え方が壊され、ここに新しい現実が生まれたのです。
仏教においてかつてブッタは、まず弟子たちに目の前の現実に合わせず己の感性を鍛えることを指導しました。アインシュタインは、まさにその教えの通り既存の常識を打ち破り、自分の心の管理から新しい現実を発見したのです。
では、相対性という意味は何でしょう。
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