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メールマガジン  「ブッタ物語U bP〜bP0」

ブッダ物語U 1

「仏教とは何か?」
こう聞かれたとしたら、あなたなら何と答えますか。それは仏の教え、つまり今から2500年前に現在のインドの最北端 ヒマラヤの麓にあったシャカ族の皇太子が出家し、この宇宙の起源と時間の始まり、そして終えんにいたるまでのすべてを悟り、それを他者に語った言葉、すなわちそれが仏の教え、仏教である。
ざっと、こんなところがその模範解答といえるでしょうか。

では、一歩踏み込んでさらに考えてみると、「何故、仏は自己の悟ったこの前人未踏の真実をわざわざ苦労して他者に語ったのでしょう?」 すべてを悟り、もうこれ以上ないという真理にいたってしまったわけですから、そのまま何もせずに生涯を終えてしまった方が楽であったことはいうまでもありません。
しかし、仏はあえて困難の道へと踏み出してくれたのです。

それは、何故でしょう。
それは仏の教えを聞いた者が、その教えに従って学び精進した結果、釈迦如来と同じこの宇宙の一切を知る「神の悟り」を得ることを念願したからに他なりません。

仏の悟りを得れば、誰もがブッタになる。つまり考えてみると仏教とは「仏になるための教え」、「人間が神になるための実践方法」に他なりません。 これが仏教なのです。

ブッダ物語U 2

では、神様がすることとは何でしょう。
そう、神様がすることとは、新しい宇宙を生みだすことに他なりません。そう考えてみると仏教とは、すなわち
「ビックバーンの起こし方」を教えることであり、すなわち、この「宇宙創造の御業を悟った者こそブッタ」なのです。

ブッタなくして、この宇宙は生まれませんでした。我々の住むこの時空とはまさしく、釈迦如来が起こしたビックバーンによって生みだされた世界に他ならないのです。

それゆえ我々の生きるこの時空の過去には釈迦如来が神として教えを説いているという設定があるのです。
もしもあの時、釈迦如来が仏法を解き明かさなければ、それ以降の時間も空間も生まれず、私もあなたもこの世界には存在しないどころか、この世界そのものが生まれてきませんでした。

ブッダ物語U 3

釈迦自身も自らの過去世で幾人もの如来と出会い、そして学び、実践し、その魂は長い転生の果てにシッダールダ皇子に生まれ変わった時に仏法を成就し、悟りを開き、ブッダとなったのです。

それはやはり釈迦以前の如来たちがそれぞれ弟子を取り、自らの悟った「神となる技術」を伝えたからに他なりません。
釈迦以前の如来たちの中で教えを説かなかった如来のそれ以後の世界は誕生することなく、そこでブッダの永遠なる家系は断絶してしまっているのです。

我々のこの世界は、釈迦、そして釈迦に受記をさずけたネントウ仏、さらにその師である如来、さらなる過去仏というように、永遠に続く如来の教えによってつながる宇宙に他なりません。

そして次は、釈迦如来の教えを学び、実践し、あなたが次のブッダとなり、この宇宙の永遠の連鎖を続けていかなくてはならないのです。

ブッダ物語U 4

つまり仏法とは、その聴聞者があってはじめて伝わるものであり、それを学び実施する者なくして新しい宇宙は生まれてこないのです。

つまり、この世界に人間や生命が多様化し満ち溢れているのは、そのためなのです。神は唯一無二のひとつのモノでありながら、名と形というこの3次元という場では多様な生命という形をとっています。

それはこの神になる技術である仏法を如来から学び、そしてその悟りを無限の宇宙へと広めていくことにより自らが神となるためなのです。この仏の教えを聞き、仏となるための実践修行をする集まりをサンガ[僧]といいます。

このサンガ[僧]という集団なくして、仏法が弟子から弟子へと相続されることはありません。このサンガにおいて仏の弟子となった者たちは、その教え、つまりこの宇宙のすべてを成り立たせている「法」を学び、そしてひとしくその本質である「仏」となるのです。
「仏」・「法」・「僧」は三位一体という意味は、ここからきている言葉なのです。

ブッダ物語U 5

「ブッダと法とサンガへと帰依したてまつります」

この言葉は、自らが仏に帰依すると同時に、生きとし生けるあらゆる生命たちを、「自らがそれ以後生まれ変わっていくすべての世界において、仏法へと帰依させていきます」という永遠の誓いなのです。

こうしてブッダに帰依した者たちが、時間と空間を越えてあらゆる生命を仏法へと帰依させ、この神となる技術を伝えることでさらに自らも仏となり、さらに他のすべての生命すべてが仏となった時、この宇宙そのものは「空」を理解し完全なる完成をむかえるのです。

この永遠の仏へと続くつながり、そして広がりにあなたも加わり、そして自らも如来となることこそ、この世界にあなたが生まれてきた理由であり、この宇宙そのものが生まれた目的と原因でもあるのです。

ブッダ物語U 6

では、「人間が神になるための実践方法」とはいかなるものか?

お釈迦様とは我々にいったい何を教えてくれたのでしょう。釈迦はまず、この人間が支配する世界において苦難の末、悟りをひらくと弟子を取り、教団を組織しました。

そして自らが如来であることを堂々と宣言すると、当時の大国マガダ、コーサラはじめ、できる限り多くの国にその教えを広め、サンガを建設していきます。

仏弟子たちには雨季をのぞき、自らの言葉、仏法を広めることを義務づけ、またたく間に教団は全土へと広がり、信者の数はおびただしいものとなっていきました。

そんな釈迦が自己の教団へと入信してきた仏弟子たち、在家、出家修業者、男女を問わず日々、励行し実施することを義務し続けたこととは、戒・定・慧〔カイ・ジョウ・エ〕という方式です。

そう、まさしくこの戒定慧のトレーニング方法こそが、人間が神になるための唯一の方法なのです。
では、この戒定慧とは一体なんでしょう。

ブッダ物語U 7

戒とは、仏の悟りを目指すべき者がしてはいけないこと、「定」とは瞑想、「慧」とは宇宙の本当の姿についての知識のことです。

この戒定慧(かいじょうえ)の実践のみがこの地上において人間が神になるための唯一の実践なのです。あまりにシンプルすぎて拍子抜けしてしまった人もいるかも知れません。

しかし、実際に試してみるとすぐに分かりますが、この3つの行いを励行することは地上に肉体をもった人間にとってはかなり厳しいことなのです。

まず「戒」についてですが、第一巻でも触れましたが、教団が大型化し信者の数が増えるにしたがって
「戒」は、さらにその数をどんどん増やしていきました。最初期の五戒に加えさらに、

@常に托鉢によって生活する。
A托鉢する家は選り好みせず順に巡る。
B正午を過ぎてから食事をとらない。
C一鉢以上食べない。
D午後は水以外をとってはならない。
E化粧、飾色、遊びごとをしてはならない。
F異性を目で追ってはならない。
G笑って異性に歯並びを見せてはならない。
H世間話をしてはならない。
I他人の家に入って食事の施しを受けてはならない。etc.

その数は、まもなく男性は227戒、女性は311戒にまでのぼったといわれています。

ブッダ物語U 8

さしずめ現代であれば、この数にさらに

◇卑しい書物、雑誌、新聞などを読んではならない。
◇友人同士で下世話な話をしてはならない。
◇スナック、ファストフードなど健康を害する物を食してはならない。
◇TV、ラジオ、CD、DVDを見聞きしてはならない。
◇汚い言葉を使ったり、他人を中傷してはならない。
◇いやらしい目で異性を見てはならない。
◇食べ過ぎてはならない。etc.

など、当時存在しなかった娯楽やメディアに対する禁戒の条項も加わっていくのでしょうか。
端的にいうと、神なる道を目指した者がまず実践しなくてはいけないこととは、その時代その国に蔓延する悪い習慣や心と身体を堕落させるアイテムから自らの心を隔離していくことなのです。

こういったものに囲まれて生活していることが、当たり前になってしまっている現代人にとっては、「戒」を実現することは相当忍耐を要することでしょう。

これが今も昔も仏弟子たちにかせられた最初の教えなのです。

ブッダ物語U 9

あなたは今、どこでこの文章を読んでいるのでしょう。
自分の部屋、外を歩きながら、レストランや喫茶店、それとも電車の中?

どこにいても現代の生活とは釈迦の時代にもはるかにまして、こういった心に害をおよぼすアイテムで満たされているのです。しかし、こうしたモノに対する執着を離していかないと次の「定」、つまり瞑想に取り組むことは遥かに険しい道となるでしょう。

戒・定・慧は単体で存在するものではなくて、この3つの行いがひとつになってはじめて成功し、アラハンという仏弟子たちが最初に目指す階段が見えてきます。

ブッダ物語U 10

瞑想については、古来から様々な団体、宗派によって無数の方式が伝えられています。
しかし心の動きを制御して、外の世界にある悪い事物に対する執着に意識がまき込まれないようにする。

これがすべての団体、宗派における、瞑想に取り組む第1段階目です。
仏法における「定」、つまり瞑想も心の制御をその第一段階としています。

そのために通常仏の教団では、まず瞑想に先立って戒によって日常の悪い習慣から自己を遠ざける必要があるのです。現在、仏教徒の中だけでも実に多くの瞑想法が伝わっています。

ここでは、その中からもっともシンプルかつ間違いのないマントラ瞑想法を通して、そのもっとも簡略なプロセスをご紹介しましょう。

それは、心の中で単純な真言を唱えるという瞑想法です。俗にいうマントラ瞑想法というものです。まず静かな場所で目を閉じ、座し、ゆっくりと師から伝えられた真言を心の中で唱え続けます。

しかし始めはまるで、とぐろを巻くように、怒りや不安、外の世界で体験した記憶が心の中に巻き起こってきます。さらに、外界から聞こえてくる音に集中力が乱されます。

しかし、根気よく真言を唱え続け、そういった雑念に意識が捉えられなくなると、なんと最後には、自分の唱える真言と外の音が一致します。つまり、心の動きと外の自然界の動きが一致してくるのです。

 

 
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