HISTORY of Agasthiya

 アガスティアの先代と子孫たち

                     後ろに見える館の看板がタミール語のみというところに当時がうかがえます。

      



これは1982年当時、アガスティアの里で撮影された総本山の先代当主アルムガム氏(右端)とその三人の子孫たちの写真です。
現在の二人の当主、マニヴァサカン二十歳(左から二番目)、シヴァサミー十八歳(左端)の時の貴重なショットです。
アルムガム氏には五人の息子があり最初は息子ではなく初孫のマニヴァサカンと二人で館を運営していました。そこに二人の息子が加わり、ちょうど四人で館を運営していた時の写真です。(他の子孫はみな農業につきました)
右から二番目の息子はこののち亡くなり、マニヴァサカンとシヴァサミーの二人にアルムガム氏が原典の三百万巻の葉を半分ずつ分割相続させ現在に至ります。つまりこの二人が神から選ばれた現世代の本物のアガスティアの葉を継承する後継者です。インドではこうした文化は家系伝承が常識なのです。
この二人以外に現在、本物のアガスティアの葉を扱うことのできる者はいません。インドにあるこの二人の館以外はみなアガスティアとは関係のない偽の館です。
つまりこれがその証拠写真というわけです。
アガスティア・ナディアストロジャーは十六歳で中学を卒業するとなる職人の世界といえます。すでに現在、五十代を越えたマニヴァサカン、シヴァサミーの両氏には成人した子供がおり、英国の名門大学へと留学しMBAの資格を取った者もいます。
現世代の館の主は自ら顧客に接し葉を検索していますが、次代のアガスティア家の当主たちは自らナディアストロジャーとして葉を検索することなく、館の経営者としてその地位を継承していくようです。
神の世界も変わったものです。
それともこの世界はまもなく終わり、再びアガスティアの葉の伝統は現世代でその役割を終え深い眠りにつくのでしょうか…



現在のマニヴァサカン氏       シヴァサミー氏



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